2015年6月5日金曜日

ソヴェヴニ    Sovevuni

大御所ヨアヴ・アシュリエル氏の踊り。 私もヨアヴ主催の指導者講習会によく参加したものだ。

ヨアヴ氏は、あまりにも有名なので、ソヴェヴニと言えば当然この踊りであるはずだが、日本では別のカップル曲があったことを聞いてびっくり。
 調べれみると1954年にアメリカのストックトン・キャンプで、イスラエルのハ,ポアル舞踊団のステージをコピーして、それを勝手に広めてしまった模様。 ひどい話である。 

ストックトン・キャンプなどアメリカ人のキャンプは、アメリカ生まれの踊りを現地の踊りとして紹介することがしばしば見られているので、注意が必要である。

アメリカ人は親切心やビジネス目的で、自分達の踊りを世界の踊りとして教えようとするので、
多くの致命的な過ちが発生している。

× 初めに間違っている例から


【修正点 1】 最初はマイム(日本で言うグレープバイン)ではなく、リープ、前、リープ、後が正しい

【修正点 1】 その後はパデバのように3歩ではなく、リープ、クローズ、左にリープ、クローズ

× 間違いその2 (イスラエル人でも、指導教育をきちんと受けていない者による講習)


【修正点 1】 これも最初がマイムになってしまっている。

【修正点 2】 円心にディルッグ(ステップ+ホップ)して戻る時の手の広げ方は何なのか?
単なる自己満足でカッコをつけているだけで、講習としてふさわしい動きではない。

【修正点 3】 最後の部分は、背中を丸くするのではなく、腰から曲げて姿勢を低くする。

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◎ 正しいと言える踊りは以下