× (1)ネット上で「正しい踊り方」とされているが、実は間違っている例
一応、イスラエルでサークルを開催している指導者だが、この踊りでは小さな間違いが見られる。
【修正点 1】 パート3: 左(RLOD)へ走る所で、右足から4歩走っている。 3歩走ってから、4歩目は円内を向いてクローズするのが正しい。 このような「勇み足」のミスは、多くの所でも見られる。
【修正点 2】 パート4: 足をクロスさせてタッチ後に、その真上に足を上げている。
ホップした足の横に軽くタッチするのが正しい
×(2)間違いをしている2番目の例
こちらは派手好きなイスラエル人振付者によるもの。 踊りや他の指導者を軽視し、講習にも適当な所が随所に見られる。 自分風に踊りをアレンジするので注意が必要。
【修正点 1】 パート3: 左へ3歩走ってから、4歩目は右足でジャンプしているのは間違い。
クローズさせる
【修正点 2】 パート4: 足をクロスさせてタッチ後に、横に大きく開いて逆足の斜め前にタッチ
している。 ワイパーのように足を前に出して左右に振っているのは
間違い。戻りのタッチは前ではなく、ライン上になる
(軸足の踵から横に行くライン)
さらにこの時、軸足(タッチさせていない足)が、そのままで棒立ちに
なっている。 軸足は毎回ホップを入れるのが正しい
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参考: 日本では、1963年にグーリット・カドマン女史が講習したが、振付はエルス・ダブロン女史によるもの。 砂漠での7年間にわたる水の探査の結果、ついに水を発見出来たことを記念してナアンで開催された「水の祭典」で踊りが発表された。 その後、キブツ・エメクやヨルダン渓谷などのキブツで踊られ、1944年の第1回キブツ・ダリアのフェスティバルで発表されることとなり、カドマン女史の知ることとなった。
http://www.israelidances.com/mayimmayim.htm
歌詞: イザヤ書第12章第3節
ウィキペディアに概要が説明されていて大体あっている。
次の文章にもあるように、私もキリスト関係者からパート2の振付は「神への賛美を表す動作である」と言い張られてしまい、どうしても譲らないので困ったことがあった。 アメリカ系のメシアニックの踊りにもこのような傾向があって、踊りを変えてしまうことがある。
ウィキペディアでは『「救いの井戸」を「救い主=キリスト」のメタファーとする解釈は、したがってキリスト教徒からの視点であり、キリストをメシアと認めないユダヤ教の立場からは(そして現代イスラエル人の大部分はユダヤ教徒である)関係ない解釈である。』 ともあるが、この説明には現存のキリスト教を批判する新興宗教の香りが見られる。
アメリカ系のメシアニックも踊りを変えてしまうが、日本の新興宗教も踊りに「別のもの」を持ち込んでくる。 こうした「まやかし」に踊らされている日本人が非常に多くなってしまった現状がある。
イスラエルやユダヤ教の世界では、大きな出来事があった時に、聖書に基づく言葉を引用することは普通で自然なことである。 「水」という言葉を聞いてユダヤ人がすぐに連想するのは、モーゼが出エジプトの時に民の不平不満によって岩を打って水を出した箇所(民数記20章)である。
それは、単に現存の喜びや建国への希望という物質的なものだけではなく、やはり未来の救い主への希望を思い描いているのである。
古い資料: 次から古い資料を見ることが出来るが、これは最初のバージョンではない。
この資料では、パート2で円心に入った所で拍手しているが、それはこのバージョンで追加されたものであるので元々の踊りとは異なってきている
http://www.israelidances.com/Mayim1of2-dancesteps.pdf