2015年6月4日木曜日

イェディド ネフェシュ Yedid Nefesh

安息日を迎えるカバラット・シャバトでよく歌われる美しい歌にヨナタン・ギャバイ氏が踊りをつけたもの。 カバラット・シャバトでは、別のメロディーのほうがよく歌われている。

この踊りも、日本でよく間違って踊られている。

× 間違って踊られている例

間違い箇所 
1: 最初に右(LOD)に向いて6歩ステップしているが、正しくは3歩のみ進んで次の3歩向きを逆(RLOD) に変ていくべき。

2: 2番で円心に入る時は、3歩進んで後さらに3歩使って向きを変えるのでなはく、最初の3歩で徐々に円外に向きを変えて行き、次の3歩で円外を向いた状態で円内に後退する。(但し最後の1歩目は、次の動きの準備として1歩前にステップ)

⇒ 多くのサークルでは、この間違った踊り方で既に定着してしまっている聞いた。 
  言語道断である。 踊りに対して失礼千万。 このような踊り方を伝えるのは
  「フォークダンス」を名乗りながら、別のものを目指しているのではないか?

3: 次のLODに歩いて右に1回転する所は、3歩で1回転後、(LOD向きで) 左足前にやや深くステップしてから、右足後ろ、左足を右足横にクローズ。

4: 他に手の上げ方に問題もあるが、以下の間違い動画で説明する。


× 悪い例 その2


間違い箇所:  踊り手は手の動きに無頓着である。 この踊りを振付けたヨナタン・ギャバイ氏は「この踊りの連手は胸元より上にあげないように」と強調しておられた。 私はこれをヨナタン氏から直接聞いて学んだのである 

きちんと指導者教育を受けていない講習者による、上のような独断的な講習には要注意!
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正しい踊り方 ⇒  以下は、ヨナタン・ギャバイ氏御自身による踊り